エアガンを[買う場所・買い方]とそれぞれの[メリット・デメリット]

お金の話
この記事を書いた人

軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

沼の精をフォローする

私たち消費者はわがままです。買い物をする以上、なるべく吟味して、なるべく安く、なるべく良いものを買いたいと思っています。

そのためにとりあえずでショップに駆け込んだりネットでポチったりする前に、一呼吸置いてどんな入手手段があるのか、それぞれにどんな特徴があるのかを理解しておきましょう。

筆者は気付いたら空っぽの財布と大きな荷物を持って秋葉原駅前で呆然としていることがよくあります。不思議なものです。なので今回自戒を込めて記事にします。

エアガンの販路

サバゲーグッズの入手経路は大きく分けて3つあります。これはパソコンでも何でも同じなのですが、今一度整理しておきましょう。

・実店舗
・通販
・個人売買

さらにそれぞれ新品/中古(個人売買除く)があるので、一つのエアガンを買うだけでも5つの販路が存在し、我々ユーザーはその中から自分にとってベストな選択肢を選び取らねばなりません。

以下でそれぞれの販路にどんな特徴があるのか解説します。

実店舗(新品)

まず誰でも思いつく実店舗での新品購入についてです。

メリット

メリットは実物を触れること、テンションが最高潮に達した状態で購入できるためIYHがキマることです。

サバゲーマーは基本的にすこぶるバカなので、お金を持って実店舗に行くと気を失い、ハッと気づくと右手には大きな布袋、左手には空っぽの財布を持っている生き物です。

ちなみに軍拡交差点というのは東京の末広町駅前交差点のことです。この交差点は四隅にサバゲーグッズを取り扱うショップが立ち並ぶサバゲーマーの聖地です。

筆者はもうエアガンを買うことに心理的な抵抗も何も感じなくなってきたので、フルグラをポチる感覚でエアガンを買うようになってしまいましたが、初心者は絶対に実店舗に連れていき、色々なエアガンに触れてサバゲーの魅力に触れてもらうようにしています。

改めて言いますが、エアガンを買って右手に3kgを感じながら店を出る瞬間の浮遊感は最高です。

デメリット

デメリット①:価格が高くなりがち

新品は中古よりも高いですし、実店舗は基本的にネットよりも高いです。

商品知識が豊富な従業員を雇用し、人が来やすい立地に店を構えて高い家賃・光熱費を払っているのです。これでAmazonの在庫に放り込みっぱなしで注文が来ればAmazon倉庫から発送するだけの通販より安く売れるなら魔法か犯罪を使っているとしか思えません。

とはいえ、実店舗は必ずしも全てが高額なわけではありません

エアガンなど高額商品が多少高いことはありますが、関連グッズは通販サイトへの手数料や送料がかからない分だけ安く販売しているお店も多くあります。
デメリット②:交通費がかかる

誰しもがミリタリーショップの近所に住んでいるわけではありません。店に行っても見事躊躇することに成功して何も買わずに帰ることもあります。

そうすると店まで行った交通費が丸ごと消えてしまいます。人によっては片道1000円近くかかることもあります。少しもったいないです。

実店舗(中古)

実店舗での中古品購入も選択肢に入れておいていいでしょう。実店舗は基本的に新品販売が商売の主軸なので、あくまでメリットとデメリットを理解した上でのおまけの選択肢となります。

どこで買うかを問わず、中古品を購入する場合には自己責任の範囲が大きくなります。

「壊れたから買ったお店に持ち込んで直してもらう」という家電量販店のパソコン的なサポートは基本的にないものと思って購入しましょう。

売っているものは現状渡し、壊れたら自力で直すのが基本です。

メリット

メリット①:掘り出し物が見つかる

実店舗での中古製品は本当に一期一会。今日の在庫が明日はないなんてことも日常茶飯事です。掘り出し物を見つけたら迷わずIYHしてそのままルンルンで帰ることができます。これが実店舗の魅力です。

メリット②:店員に色々と聞くことができる

これは新品と変わらない実店舗の魅力です。ネットで調べても出てこない情報、その商品がその価格で売られている理由など、詳しい店員に聞けば色々と教えてもらえます。

デメリット

最大のデメリットは得られる情報が限られることです。実店舗は物理的に情報や製品を展開できる空間が限られています。

そのエアガンにどれだけ射撃履歴があるのか、前のオーナーがどんな人か、手放した理由は何かなどの情報は店頭で得ることはできません。

特に前のオーナーに関する情報は個人情報に関わる部分でもあるのでセンシティブです。何かしらの瑕疵がある人が、前オーナー情報を伏せるためにショップに売ったのではないかと邪推もできてしまいます。

通販(新品)

少し慣れてきたり、欲しいエアガンが決まっている場合は通販で買うことが増えてきます。本稿ではそのような方よりも、最初の一丁を買うことを念頭にメリット・デメリットを解説します。

メリット

メリット①:安い場合が多い

接客しなくていいし、一等地に店を構える必要もない。コストが低いが故に安いのが通販のメリットです。一方でエアガンは箱が大きく、配送料が高い製品のため、送料込みで考えると実店舗で買った方が安い場合も往々にしてあります。

通販で製品を探す場合、私たちはあらゆるサイト/ショップを同時に比較検討することができます。当然そのためにはショップを知っていなければなりませんが、基本的にはお目当ての製品あるのであればいくつかの安くてサービスの良さそうなショップに辿り着くことになります。

メリット②:同時に比較検討できる

製品のスペックや価格を比較するとき、ショップに行くと店頭在庫の中で比較することになりますが、通販であれば世の中にあるエアガンほぼ全てを比較することができます。

ショップによって得意とするエアガンの在庫にはバラツキがあり、ショップに行けばなんでも比較できるわけではありません。あるショップには東京マルイのエアガンがほぼ全種類あるが、あるショップはLCTの在庫ばかりが充実している、ということもよくあります。

デメリット

実物を触ったことのないエアガンを購入すると「コレジャナイ」となることがあります
逆にいうと、実際にサバゲーフィールドで他の人に撃たせてもらったことがあったり、強いこだわりを持って買う場合にはamazonや楽天など、ポイントの還元や交通費も鑑みて結果安い場合が多いです。

 

通販(中古)

購入するにあたって、「その商品がその銃である」ということ以外何もわからないので、どこが調子悪くても自分で直せます!そういうの大好き!という人以外にはおすすめしません。

個人売買(中古)

最近はヤフオクだけでなく、メルカリなどのフリマアプリでもエアガンを購入できるようになりました。これによって昔よりもはるかにエアガンの流動性が高くなっており、いろいろな理由でエアガンを売買する人が出てきました。

売り方についてはこちらの記事をご覧ください。

メリット

メリット①:一番安い
個人売買の魅力は圧倒的な安さです。出品者はショップの中古買取価格より高く売りたく、購入者はショップの販売価格よりも安く買いたいと思っているため、中古相場はその中間になります。
個人売買の場合、基本的にその売買で生計を立てている人はいないため、一般管理費や利益率を勘案する必要がありません。間に入る商社機能を持つ業者もいないため、価格はかなり抑えられます。
メリット②:ショップと同等かそれ以上に良品が手に入れやすい

意外かもしれませんが、エアガンの個人売買の中古市場は家電など、他の製品に比べてかなり健全です。個人売買のプラットフォームにある以下の三つの要素がエアガン市場においてはしっかり機能しているため、エアガン市場は比較的健全に保たれています。

・評価制度
・説明文
・コメント
評価制度
「壊れたから売ったろ。バレへんやろ。」と思って売るとほぼ確実にバレます
エアガンは白物家電と違い、「買ったらとりあえず分解して点検、手元の部品在庫で改善できそうな不良があれば修理」という工程を当然のようにやる人に買われるので、変な物を流すと悪評がつき、次以降の買い手がつかなくなります。
説明文
販売側は説明文を設定します。ここで情報に虚偽や不正確・不十分な情報があれば、それは評価に直結します。なので、エアガンを販売する人は大概の場合、なるべく怪しまれないように神経質なくらい詳細で誠実に情報を記載します。
コメント
通販で販売側から記載されていること以上の情報を得ることは難しいですが、個人売買であれば商品の状態や出品の理由などを聞くことができます。
あと「お値下げ可能ですか」って聞くのやめろ。

デメリット

デメリット①:完全に自己責任
さすがに商品説明に虚偽がある場合には出品者責任として返品することができますが、そうでない場合には自己責任で商品を扱わなければいけません。虚偽の商品でない限りはノークレーム、ノーリターンが原則ですから、たとえ届いた商品の状態が思い通りの状態ではなかったり、心変わりがあったとしてもキャンセルすることはできません。取引している相手は時給で働いている従業員ではなく、自分の時間で出品、発送をしている消費者です。
また、当然ながらショップのようにアフターケアをしてくれるわけではありません。後日出品者に「買ってみたんだけどここがよくわからないよ」と聞いても「ggrks」と言われて終わりです。
デメリット②:トラブルになることがある
各プラットフォームはトラブル防止の仕組みを講じていますが、個人売買は最終的にはモラルに依存する部分があります。悪意のある出品者が売り逃げを決め込むつもりで悪質な出品を行うこともあります。そのような場合に返金に応じないばかりか、連絡すら返さずにトンズラを決め込む場合もあります。
法的に有利なのはこちらですが、大抵の買い物は返金される額が弁護士費用を全くペイオフしないので最悪の場合は何万円も持ち逃げされて泣き寝入りすることになります。
 
 
以上が購入ルート別のメリット・デメリットです。
ご参考になれば幸いです。
タイトルとURLをコピーしました