空冷プレートキャリアの作り方

DIY
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プレートキャリア一番の弱点、それは暑いこと。

戦場ではバイタルへの被弾リスクを前に暑さなど無視できますが、サバゲーではBB弾より熱中症の方がよっぽど怖いので夏場は外さざるを得ない人が多いと思います。

今回はそんなプレートキャリアの泣き所を解決するガジェットを作ったので紹介したいと思います。

既存の製品

既存の夏対策には冷凍して挿入するタイプのダミープレートがあります。ガチガチに冷凍して入れておくと、プレキャリを付けた時に「ヒョエー」ってくらい冷たくなりますが、今回記事を作ったのには理由があります。

既製品の課題

  • 課題①:濡れる

冷凍プレートは鬼のように結露します。熱中症よりはマシですが、衣服もプレートキャリアもビッショビショに濡れます。

  • 課題②:調整できない

凍らせて自然解凍する製品なので冷力を調整できません。また、徐々に溶けていくので真夏には一日持たせることができません。2セット用意するか諦めるかということになります。

用意するもの

プレートキャリアはちょっといじるので家に転がっていたRapidfireのミニマルプレートキャリアを使いました。安くて軽くてそれっぽくてモールの位置がちゃんとしているので意外と使えます。

プレートキャリアであればなんでもいいです。

  • 空調服の薄型(ここ大事)ファン

空調服の造詣が全然ないのでAmazonで片っ端から見ていって公称の厚みが一番薄い(33mm)ものにしました。

例の呪文を唱えると真っ先に除外されるタイプの製品ですが、今回はAmazonを信じてみることにしました。

ちなみに裏切られました(38mmでした)がこのまま突っ走ります。

  • モバイルバッテリー

筆者がいつも使っているモバイルバッテリーをそのまま使います。5V 2.1Aが推奨されていたのでそれに対応するバッテリー(今時のモバイルバッテリーは大概対応している)でUSB-AがあればなんでもOKです。

  • 保冷剤

ぶっちゃけなんでもいいです。氷嚢があればベストですが、なければどこのご家庭でも余っている保冷剤を小さい袋に入れて、ハンカチで包めばOKです。

製作

まずはプレートキャリアからダミープレートを取り出し、ファンの形に切り抜きます。多分もう何がしたいかわかったかと思います。

次に保冷剤を入れる空間を切り抜きます。

そして二つの穴を繋ぐ空気の通り道を作ります。

こうすることで氷嚢とファンの間が負圧になり、氷嚢の冷気がファンに吸気されていきます。

こうなりました。加工したプレートをキャリアに入れていきます。横の切れ目はちょっと吸気が足りなかったので切り足した穴です。

バッテリーは背面のポーチにでも入れておきましょう。

使用感

体側のメッシュで風力がスポイルされてはいるものの、ファンを回していない面と比べると体感の涼しさはかなり違います。

吸気用に内張を少し切り取ったので見た目も少しスポイルされますが、暑さよりはマシだと自分に言い聞かせています。

風量も強・中・弱で切り替えられますし、氷の有無で冷力を調整できるので厚い季節に重宝すると思います。

 

よかったら参考にしてください。

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