サバゲーすると弾を撃つ。弾を撃つとインナーバレルが汚れる。インナーバレルが汚れると精度と初速が落ちる。だからインナーバレルの定期的な清掃は最も基本的にして重要なメンテナンスです。
エアガンを購入するとクリーニングロッドが付属しており、その先端にウェスを巻き付けてクルクル回しながら掃除せよと書いてあります。しかし、毎回キムワイプを短冊状に切って巻き付け、脱落に怯えながらインナーバレルを掃除するのは面倒だしストレスです。
ワンタッチでインナーバレルクリーニングできるクリーナーを格安で量産してしまいましょう!
既製品
話の腰を折るようですが、この要望を完全に叶える既製品が既にLAYLAXから販売されています。筆者は貧乏なので「それでも高い!」と格安で自作することを決意しました。
筆者はなんとかサバゲー代を捻出するため、あの手この手で節約しています。
品質、手間を優先するのであればこれが一番です。6mmも8mmも対応しているので、使用するエアガンを選びません。
用意するもの
サバゲーで使えるBB弾は9割9分6mm BB弾のみなので、つまるところ6mmより少し太くてめっちゃ長い綿棒があればいいんだろ、というわけで作っていきたいと思います。
用意するものはこちら。
先端部分になる綿棒
綿棒は色々試しましたが、先端の径が一番太かったのがこれでした。
他にも安い綿棒はたくさんありますが、先端が6mmを下回ってしまうとそもそも使えません。
もっと太くて安い綿棒を100円ショップで見つけました!キャンドゥで買えます。
新年早々サバゲーマーの皆さんに朗報です。
— numa (@airsoft_numa) January 1, 2023
100均で売ってるこの綿棒、高密度な上に外径が6.8mm以上あるのでインナーバレル掃除に最強です。
掃除してる感じはライラのバレルリフレッシャーと遜色ありません。
リフレッシャーの作り方はリンクに貼っておきますhttps://t.co/kw5DdxfgKv pic.twitter.com/kKfz7Bx3mE
ロッド部分になるプラ棒
綿棒の芯の太さが2mmなので、2mmの棒であればなんでもいいのですが、安くて、長くて、しなって、確実に2mmな棒はこれしかありませんでした。
ロッドと先端を繋ぐビニールチューブ
内径2mmのビニールチューブが必須です。1mmだときつくて入らず、3㎜だとゆるゆるで綿棒がすっぽ抜けてしまうので2mmのチューブを買いましょう。
先端に塗布するシリコンスプレー
なくても掃除はできますが、塗布したほうが綺麗に汚れを落とせますし、弾道の安定にも貢献します。
作り方
作り方はとっても簡単です。
まずはビニールチューブを3,4cmほど切ります。
次に綿棒を少し斜めに切ります。鍋に入れるネギみたいな感じです。どうせなので多めにカットしておきましょう。
最後にカットしたチューブの両端に綿棒とプラ棒を押し込みます。
これだけで完成です。
使い方
使い方も簡単。まずは綿棒にシリコンスプレーを少し吹きかけます。小雨に打たれた後みたいになればOKです。
あとはインナーバレルに押し込んでクルクル回すだけです。回転方向も特に気にする必要はありません。
AK系やVSRなどの、インナーバレルが長いエアガンの場合はプラ棒同士をビニールチューブで延長すればOKです。
インナーバレル清掃が面倒だという方は2,3分あれば30セットくらい作れるので作ってみてはいかがでしょうか?