エアコキ・電動・ガスブロ それぞれの性能とおすすめハンドガン

エアガン
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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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ハンドガンはサバイバルゲームにおいてここ一番で非常に大切な仕事をしてくれるサイドアームです。

弾が切れたときのとっさの応戦、閉所での小回り、そして何よりロマン。マガジンを挿入してスライドを引けば気分はさながらハリウッド映画の主人公です。

本稿ではどのようにハンドガンを選べばいいかについて解説していきます。

でも先にアサルトライフルを買うのを忘れないでくださいね!

ハンドガンの価格帯

サバゲーで使い物になるハンドガンの価格帯は一般的に3000円から2万円です。中にはこだわり抜いた一品なども存在しますが、ゲームで使う分には2万円も予算を確保すれば十分です。

筆者は貧乏なので中古ハンドガンを格安で買っては整備して、壊してはパーツを売り飛ばしてまた別のハンドガンを買って…という不毛なループに陥っています。

ハンドガンの種類とメリット・デメリット

ハンドガンは大きくエアーコッキング、ガス式、電動の三つに分けられます。

メリットデメリットは以下の通りです。

エアーコッキングハンドガン

エアーコッキング(エアコキ)のハンドガンは一発ずつ人力でスライドを引くことで空気を圧縮し、その空気で弾を飛ばすエアガンです。

メリットデメリット
最も安い
一年中動作が安定している
パワーソース不要
非常に静か
単発でしか撃てない
コッキングの動作がわずらわしい
撃ち応えがない
東京マルイ M1911A1 ガバメント(エアーコッキング)

1年を通して安定して撃てる上にランニングコストもイニシャルコストも非常に安いのが魅力のエアコキです。

しかしハンドガンを使うシーンがそもそも非常にせわしないシーンであることがほとんどのため、その安さのわりに使用者は非常に少ないジャンルです。

ですが筆者はその身軽さと静粛性を活かして一人で敵前線を崩壊させた猛者に出くわしてからエアコキ=弱いという認識を改めました。物は使いようです。

エアコキは安いもので3000円前後から入手できる上に動力不要でいつでも撃てるので、とりあえず腰にハンドガンをつけておきたい人にはおすすめです。

ガスガン

ガスガンはハンドガンの主役です。バスン!バスン!という派手なブローバックや、モーターを介さないことによるレスポンスの良さが魅力です。

メリットデメリット
リアルな動作
激しいリコイル(反動)
小気味いいレスポンス
冬は撃てない
ガス代がかさむ

これぞサバゲーという感じのガスガンですが、ガスの圧力が下がってしまう冬に弱いのが短所です。

冬になるとそもそも撃てなくなるんです。サバゲーマーたちは食器乾燥機でマガジンをあたため、ポケットに忍ばせたホッカイロで保温しながらフィールドに入っては「撃てねえ!」と叫ぶのです…

そんな一般的な問題、ググればいくらでも解決策があるでしょ?と思うでしょう。ないんです。これは数十年間何万人ものサバゲーマーたちが挑んでは敗れてきた永遠の課題です。

CO2ガスガンという選択肢
CARBON8(カーボネイト)製 STRIKER-9 CO2 ブローバック

そんな永遠の課題に一筋の光明を指したのがCO2ガスガンです。

CO2ガスガンは代替フロンを噴射する、東京マルイなどが発売しているガスガンとは異なり、小型の二酸化炭素ボンベをパワーソースとするガスガンです。CO2は気候を問わず圧力が安定しており、フルオート射撃や極端な連射をしなければ一年を通して使用することができます。

近年「真冬にガスが撃てるぞ!」と大量のサバゲーマーがCO2ガスガンに移行しています。

とはいえCO2ガスガンは未だ発展途上。CO2ガスガン自体の歴史は非常に古いのですが、サバゲーで安全に使うという面では関連部品や銃本体の普及率が低い状態です。

また、代替フロンよりもガス代がかさむのもデメリットです。

・・・だがCO2はいいぞ・・・

電動ハンドガン

エアコキの年中を通した安定性とガスガンの継戦能力をいいとこどりしたのが電動ハンドガンです。

メリットデメリット
動作の安定性
ランニングコストがガスより安い
継戦能力が高い
充電を忘れたら終わり
撃ってる感のショボさ
雨に弱い

バッテリー駆動のため、イニシャルコストはガスガンと比べるとほんのわずかに高くなりますが、ランニングコストははるかに安くなります。

ハンドガンメインで戦いたい人やゲームでの戦闘力を重視する人は電動を選ぶといいでしょう。

筆者はどうにも「ウィポッ」という発射感が苦手で頑なにガスブロを使っています。

ハンドガンの選び方

好みでOK

ハンドガンの選び方はずばり好みでOKです。好きな映画、ゲーム、アニメの登場人物の愛銃などなんでもいいです。

デザートイーグルでもベレッタでも、発射するのは6mmのBB弾です。それぞれの銃ごとの戦術的優位性に大きな違いはありません。

フルオートでぶっ放すなら

ハンドガンでもフルオートでぶっ放したい。そんなわがままに応えることができるのは以下のハンドガンです。

Glock 18C

フルオートガスブロの定番グロック18C。グロッグじゃないですよ。グロックです。
筆者の愛銃の一つです。フルオート射撃時のリコイルの気持ちよさは全ハンドガンでトップクラスの代物です。

Call of Duty Modern Warfare2でこれに拡張マガジンとアキンボを組み合わせるとFavelaなどのマップで凶悪な火力になったことを覚えている人はアラサー以上です。

M93R

イタリアのベレッタ社が開発したマシンピストルのM93R。

その特徴は反動制御用に前方に展開される大きな金属製のフォアグリップ。本銃のガスブローバックモデルはKSCからラインナップされています。

前述のグロックと異なり、金属製のボディに重量感のある大きなマガジンを装填するため、グロックがハンドガン然とした持ちごたえなのに対して、M93RはMP7などのサブマシンガンを持っているような重量感があります。

BF3ではM98BとM93Rの組み合わせで走り回っていた記憶があります。

Hi-Capa E

Hi-Capaシリーズは東京マルイのオリジナルガンです。その中でもHi-Capa Eはセミ・フルオート射撃両方に対応するハンドガンで、サバイバルゲームに特化したモデルと言えます。

その理由は装弾数の多さやフラッシュライトを搭載できるアンダーレールなど、サバゲーを快適にプレイする機能が多数搭載されていることです。

一点だけ残念なこととして、同シリーズのHi-Capa5.1などのガスモデルにはフルオート機能がありません。

AAP-01 アサシン

アクションアーミーから発売されているAAP-01はルガーのデザインにグロックのマガジンを併せ持つ謎銃です。

この銃の魅力はこのようなイカれたカスタムが可能なことです。少なくとも筆者はマキタのインパクト風にできるエアガンはこれしか知りません。私も何を言っているのかわかりません。

アウターバレルの先端には14mm逆ネジが切られているのでAR用のサプレッサーをつけることも可能です。ちなみにそのタクティカルアドバンテージはありません。

最後に

以上がハンドガンの選び方のおすすめです。

ガスガンを打てるのは本州ではおおよそ10月まで。時機を見て買うようにしましょう。

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