【サバゲーするなら】実物必須な装備とレプリカでもいい装備

お金の話
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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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サバゲー界隈永遠のテーマ実レプ論争。

「レプリカで十分でしょ」『実物に触ったことないなら黙れ』「金持ちマウントですか?」『良いものを知らずに粗悪品で満足しているだけだぞ』「それじゃダメなんですか?」『だから実物を語るなって言ってんの』「十分は十分じゃないですか」

クッッッッッッッソ不毛かつ調べたら10年以上前からやってる議論(?)です。

ある程度サバゲー歴がある人からすれば色々触った上で自分の予算やロマンと相談しながら何を買うか決められますが、初心者からすれば身近な人の意見が全てです。その身近な人がなんでもレプリカでOKマンだったり、実物至上主義者だったりすると、安物買いの銭失いを勧められたり不必要に高額な商品ばかりを勧められたりして快適なサバゲーライフの足枷になってしまいます。

本稿ではよく槍玉に上がる光学サイトなど、数種類のサバゲー用品に関して筆者が実レプ両方触った上で「サバゲーするなら」に特化して解説していきます。

「結局実物じゃなきゃダメなの!?どうなの!?」という初心者の助けになれば幸いです。

エアガン

逆に聞くけど実銃持っていいと思う!?

猟銃免許を取得してクレー射撃をするとか、競技でエアライフルをするというなら話は別ですが、それでもそれらをオープンキャリーでフィールドに持ち込んだら逮捕です。出禁とかではなく。

ゴーグル

レプリカ評価:やめておいた方がいい

ゴーグルは値段がピンキリで、安物だと1000円以下から、高いものだと20000円を超えるものまで様々です。ただ、安いもの=悪いものではなく、サバゲー特化でコストを抑えたモデルのラインナップがかなりあります。逆に高価な製品は実際の戦場を想定していてサバゲーにはいささかオーバースペックだったりもします。

別記事で紹介しているゴーグルはある意味実物ゴーグルです。「ある意味」というのは、実際の軍隊や法執行機関へも納入しているメーカーの遊戯用製品だからです。

上記でやめておいた方がいいと述べているゴーグルは主に一時期大流行した(今でも支持されている)BOLLEのX800のレプリカが念頭にあります。

レプリカゴーグルのクオリティは価格相応です。

・ガスケット部分がパリパリになっていく
・レンズが軽い力で取れる
・異常に曇りやすい

など、フィールドには入れてもらえるかもしれませんが、安全性と快適性に疑問符のつく製品が多いのがレプリカのゴーグルです。

ゴーグルは目の保護をする一番大切な装備なのでケチるべきではありません。ちゃんとしたゴーグルもさほど高くはないので正規品を購入しましょう。

ニーパッド

レプリカ評価:できれば避けた方がいい

サバゲー用として廉価に出回っているそれっぽいニーパッドはほぼHATCHのレプリカです。これらは数回使う分には「実物よりちょっとフィット感が低いけどまあ使えるかな」という感じなのですが、問題は耐久性です。

XTAKレプリカの相場はエルボーパッド(使い所不明)込みで2000円くらいです。実物は約4000円。価格差2倍ですが、この差額はまともにサバゲーをしていればすぐにペイオフします。

筆者の友人がレプリカを買ったので毎月サバゲーに連れていきながらいつ壊れるか観察していたら半年で真っ二つに割れました。

ちなみに筆者の愛用している実物は今年で使い始めて7年目に突入しました。

おすすめのニーパッドはこちらから!

光学サイト

レプリカ評価:森林以外ならレプリカでも十分

この話題で一番燃えやすいのが光学サイトです。「一回実物サイト使えば違いがわかるって!」という実物派と「10万もあったらグアム行くわ」というレプリカ派はなかなか分かり合えません。

この二者を歩み寄らせるために必要なフレーズは以下の一行です。

実物サイトの有用性はサイトへの依存度と比例して高まっていきます。

交戦距離が非常に短く、肉眼で容易に索敵できる上に照準精度があまり要求されない屋内フィールドで実物サイトはほぼ不要と言っても差し支えないでしょう。

一方で、薄暗い森林フィールドや、ブッシュが深くて交戦距離の長いフィールドでは実物サイトは真価を発揮します。

この対立構造を理解するために実物サイトがレプリカに優っている点を定性的に理解することが大切です。

実物、レプリカ共に様々なグレードの製品があるので十把一絡げに論じてしまうのは少し乱暴ですが、実物ドットサイトがレプリカに勝っているのは大まかに以下の3点です。

・レンズのクリアさ
・ドットの明るさ
・振動、衝撃への耐久力
プレイヤー
プレイヤー

森林フィールドでどんな敵も見逃したくない

こんな方は実物サイトを使うと幸せになれますが、市街地フィールドや屋内フィールドではそれほど差がつかないのでレプリカでも十分に楽しむことができます。
当然市街地フィールドなどでもレンズが明るいことや剛性が高いことは確実にアドバンテージになります、そのアドバンテージは技術差で容易にひっくり返る程度のアドバンテージなので十分という表現をしています。
一方で薄暗い森林フィールドの実スコープ勢は本当に脅威です。こちらが索敵している途中にブッシュの隙間を抜けて弾が飛んできます。その瞬間のために投資しているんだろうなと感心します。
ちなみに、Vector Opticsは「実銃対応なのにレプリカ価格で買える!」ことが強みのメーカーで、サバゲーマーから絶大な支持を集めています。筆者も何個か持っています。

外装アタッチメント

レプリカ評価:レプリカで十分

グリップなどの外装アタッチメントに関してはレプリカで十分という結論ですが、少しずつ理由が違うので以下で述べていきます。

グリップのおすすめはこちら!

基本的に、外装はエアガンの見栄えに影響する部分なので廉価なレプリカを使えばそれ相応の見栄えにしかなりません。樹脂成型製品であればバリが濃く残っていたり、色味が実物とはかなり違ったりといった見栄え上の格差はどうしても発生してしまいます。

ただし、本稿はサバゲーで使うことに特化して述べるのでレプリカで十分という結論です。

基本的にエアガンは実銃よりも軽く、反動も実弾に比べればほとんどありません。

そんなエアガンを取りまわすために5.56mm弾のフルオート射撃に耐えられるような剛性のパーツはオーバースペックです。

また、外装パーツは構造が単純なため多少作りが荒くても使用者側で切ったり盛ったりして調整できます。大雑把にそのパーツのテイストを楽しむことができるのがレプリカ外装パーツのメリットです。

レプリカをいろいろ試して自分の好みの形が決まったところで一気に実物パーツに組み替えると質感や雰囲気が一段階高まります。

最後に

当然自前の装備を持って渡米、ビザをとってPMCに入社したいという酔狂な方は全部実物が必須だと思いますが、99.999%のサバゲーマーはサバゲーするだけなので、装備を決めかねている方は上記を参考にしていただければと思います。

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