電動ドライバー
電動ドライバーは持っていないなら絶対に1本は用意してください。
高いのじゃなくていいです。上記の3000円くらいのドライバーでも十分です。カスタムする気がなくても必須です。
ニトリやイケアの家具が手締めの10倍のスピードで組み上がります。筆者は友人宅でイケアの棚を手組みしていたら発狂するかと思いました。
メカボックスには7個前後のネジが留まっているのですが、シム調整をしたり動作確認をするときには毎度このネジを開け閉めしなければいけません。
一回のカスタムが一回のメカボ開閉で終わることはまずないので、最低限の2往復でも28回ネジを回さなければいけません。筆者は不器用+忘れっぽいので、大体一回メカボを開けると50回ぐらいはネジを回しています。電動ドライバーがなかったらとっくに諦めています。
デジタルノギス
電動ガンは精密部品が組み合わさった工業製品なので、目分量で調整できる部分とできない部分があります。
例えばパッキン周りなんかだとシールテープをぐるっと巻いてやればOKなのですが、メカボ周りだとそうもいかなかったりします。
トリガーレスポンスを改善したいと思ったときに、スペーサーを何ミリ噛ませればいいかは目分量ではわからないのでノギスで測った方がいいでしょう。
他にもAOE調整でピストンのギアをどのくらい削ったかなど、情報として記録するためには数字が画面に出てくれるデジタルノギスが便利です。
リューター
電動ガンのカスタムでは「削る」という工程が非常に多いです。基本的に収まらない大きさのものがあれば削るしかありません。どの部品がとかではなく電動ガンのカスタムは切削だらけです。あっちを削り、こっちを叩いてメカボの中にぶち込む作業の繰り返しです。
特にセクターギアのカットはメカボを開閉するときのように手動の工具、すなわち普通の板やすりでも行うことができますが、途方もない時間がかかるのでリューターで削ることをおすすめします。
外装でもハンドガードやストックパイプなどの金属パーツを組み込む際には純正の部品を削る必要がある場合が多くあります。
やすりで削ると意図しない部分に傷をつけてしまうことが多くありますが、リューターの切削ビッドで削ればいたずらに広い範囲を削ることを防げます。
使用する際には破片の飛び散りに備えてゴーグルの着用をおすすめします。
ピンポンチ
ピンポンチはなんだかんだで使っていない人が結構多いのではないかと思います。鉄の棒に過ぎないので結構高い感じがするので買うことを躊躇してしまいます。その結果、100均の六角レンチをトンカチでぶっ叩いてレシーバーの分解をしている人が多いのではないかと思います。
それをずっとやってるといずれこうなります。
こうなるのが嫌だったらピンポンチとゴムハンマーを使って丁寧に分解しましょう。
この後筆者は傷をマッキーで塗ったらもっと惨めな感じになったので銃ごと封印したらしいです。
棒やすり
メカボックス内シリンダーハウスのバリ取りなど、細かい切削には細目のやすりが必要です。これも先ほどのリューターと同じで、細かい部分を他の部分に傷をつけずに作業するために必要になります。
外装の面取りなどにも使えるので、細目の棒やすりは1セット持っておいて損のない買い物です。何より500円くらいで買えるので。
意外と家でちょっと削りたいものがあるときにも重宝します。
ピンセット
メカボックス三大気が狂うポイントの一角であるタペットスプリングの固定にはピンセットが必須です。
また、メカボックスを閉じるときに配線をちょっと押し込んであげたり、逆転防止ラッチを抑えながらべべルギアを取り外したりするとき、ピンセットがないと「あれがないこれがない」と床を這い回ることになります。筆者はおっちょこちょいなので、しょっちゅうこんなことをしています。
台所を片付けていたらトリガースプリングが出てきた。取り外した覚えのあるスプリングではないのに我が家の電動ガンはみな元気に動いている。一体どこのおうちの子なんでしょう。
— サバゲー沼 (@airsoft_numa) June 6, 2022
ピンセットは小さい部品を失くさないためにとても大切です。ピンセットをなくした?流石にそれは知らん。