プリコックFETだけで電動ガンをキレッキレにする編
プリコックFETってなんぞ?
プリコックFETはFETの派生系。個人で製作されている方が結構います。
筆者も今回は個人で製作されているものを猫工作兵様↓より購入して使っています。
じゃあFETってなんぞや?というと、FETは大雑把にいうと第2のスイッチです。
マルイのスタンダード電動ガンの場合、小学校の理科でランプを光らせたりしたような物理スイッチでモーターへの通電のON/OFFを切り替えています。
それに対してFETは電圧によって電流を発生させます。物理接触ではなく電子の位置のみによって電流が発生するので、物理スイッチでのスイッチ焼けが発生しません。
このFETの電源OFFにディレイをかけることでトリガー側でスイッチを切った後も短時間電流を流し込み、ギアとピストンを意図的にオーバーランさせるのがプリコックFETです。
要するにスイッチ焼けを防止しながらオーバーランさせてプリコックしちゃおうという品です。
メリット
- スイッチ焼けが防げる
- セミオートのレスポンスが向上する
- 圧倒的に安い
デメリット
- 電子トリガーではないので、プリコックが大味
メリットが多すぎて「じゃあ電子トリガーいらねえじゃん」となりそうですが、大きなデメリットはプリコックが大味なことです。
セクターギアの歯の枚数を数えてプリコックする光検知型の電子トリガーとは異なり、プリコックFETは電流のカットに時間的なディレイをかけるだけ。
光検知の電子トリガーでは毎回同じだけプリコックをかけられますが、プリコックFETの場合はバッテリーのスペックや残量でプリコックのかかりが変わってきます。
朝しっかりプリコックを決めても、午後にはバッテリーが疲れてきてプリコックがかからなくなったりします。
メカボへのFET組み込み

メカボはマルイ純正なので、シム調整やAOE調整は不要です。助かります。
あとギアやスイッチがとてつもなく綺麗でした。前オーナーさんが綺麗に掃除してくれたみたいです。これならグリスを塗るだけで済みます。

まずはスイッチを取り外します。ギアとトリガーを取り外したら、画面上部に写っている小さなネジを外すと取り出せます。

続けてスイッチから配線を取り外します。配線は今回買ってきたFET付属品にすべて置き換えます。
はんだごてが必要です。

スイッチにFETの信号線を取り付けます。
極性(+とかー)はないので、どっちでもOK。
FETを取り付けると、物理スイッチの役割はON/OFFの信号を出すだけになります。
あとはスイッチを元に戻して、メカボを閉めちゃいましょう。

筆者はリアヘビーが好きなので後方配線にしました。

猫工作兵様のFETは先端の鍵穴みたいなところにマイナスドライバーを突っ込んで左に回すとディレイ多め(プリコック強め)、右に回すとプリコック弱めになります。
プリコックを解除したいときは一番右に回して1発撃てばOKです。
試射
まずはプリコックオフです。EG700に7.4V 20Cバッテリーなのでこんなもんです。可もなく不可もちょっとある感じです。
次にプリコックありです。同じバッテリーを使っています。
加速ポートから見えるピストンの位置も明らかに違うのがお分かりいただけると思います。ギアノイズもかなりの部分が発射音と被っています。
明らかにレスポンスが向上しています。EG700でこれだけのレスポンスを出せれば言うことはありません。
結論

無事組み上がったわけですが、ここまで読んで気づきませんでしたか?2万ちょいあればDMTのAR15にFETをつけられると。
そう。イナズマモーター付き、ピカピカの新品が2万円です。外装の統一感もある。これ買ってFET組めば完成です。
ボロッボロの中古を買って相性を確かめたり擦り合わせたりする必要はありません。EG700を11.1Vで回すなんて奇行に走る必要もありません。
ガッデム







