【ライフル不要論】それでもハンドガンよりARを使う3つの理由

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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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ハンドガンはサバゲーにおいてとても心強いサイドアームです。

屋内フィールドではハンドガンのみをレンタルしているフィールドも少なくありません。交戦距離の短いフィールドでは、ハンドガンの方が局所的な撃ち合に有利な場合もよくあります。

それならハンドガンだけでいいじゃん!と思うかもしれませんが、ライフルを使うのにはそれなりの理由があるんです。

索敵のアシストを得られる

サバゲーの基本は索敵→照準→射撃です。しつこいようですが何度でも書きます。

索敵するとき、どこまで索敵したか、どこから索敵できていないかを把握することはとても大切です。

索敵は安全に素早く行うことでタクティカルアドバンテージを積み重ねることができます。なので、索敵時に注意すべきは以下の二点です。

・索敵できていない部分に体を曝さない
・同じところを何度も索敵しない

上図の赤い点線をご覧いただくと、肩、ストック、銃口が一直線になっていることが見て取れると思います。サイトと視線もそれに追随するので、射撃に関わる部位が全て一直線に並んでいることになります。

その線を平行に維持したまま写真左端のオレンジ色のバリケードをクリアリングしているので、銃身とサイトのラインを使って少しずつ安全圏を確保しながらカッティングできます。

ライフルを使えば既に銃身クリアリングした部分は銃身に隠れるのでそれ以上クリアリングする必要はなく、視線はサイトだけを覗いていればいいので意識を一点に集中して無駄なく索敵できます。

照準時に保持する点数が多い

照準するときに銃を保持する点数が多いことは照準を安定させます。

普通にライフルを構えると、肩と両手の三点で銃を保持することになります。ライフルの構えは一点で銃を保持するハンドガンよりも安定性が増します。

下図はハンドガンの構えです。しっかりとハイグリップして視線に合わせて構えていても、保持する点が一点である以上は上下左右に銃身が揺れてしまいます。

銃を保持する点数が多いことで生まれるアドバンテージは以下の3つです。

・「点」を狙い続けやすい
・照準しながら歩いてもブレにくい
・照準をずらしても同じ体勢に戻ればいいので元に戻しやすい
よくハンドガンで走り撃ちしながら突っ込んでくる人がいますが、ハンドガンの走り撃ちは本当に当たりません
どのくらい当たらないか数字で考えてみましょう。
5m先の敵の露出している体が30cm四方だとします。そこに当てるために許容される誤差は中心から上下左右に1.6°です。ハンドガンを持って走りながら銃口の揺れを1.6°に抑えるのは至難の業です。
ハンドガンの走り撃ち特攻はゾンビ率が凄まじく高いのでなるべくやらないでください。

精密射撃が速い

精密射撃の速さはライフルに軍配が上がります。先ほどの画像ですが、肝になるのは肩に当たっているストックの部分です。

ストックを肩に当てることで、肩を支点にアイラインまで銃身を持ち上げるというワンアクションで精密射撃が可能な体勢に移行することができます。

一方でハンドガンはそもそも精密射撃を得意としないのもありますが、同じ速さで照準するためにはアイラインと照門の同期をストックのアシストなしに一発で行う必要があり、より高い技能を要求します。

また、ブローバックの反動からの回復も腕だけで行わなければならないため、遠距離に何発も撃ち込む際に同じ精度を維持することがライフルよりも難しくなります。

擬音で表現するなら、「サッと構えてパパンと撃ちやすい」のがライフルの強みです。

最後に

ライフルを使うのにはライフルを使うアドバンテージがあります。軽いし取り回しやすいハンドガンを使っているのに勝てない!という方は今一度ライフルの使い方を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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