リロードを変えるおすすめのマガジンポーチ5選

マガジンポーチ 装備
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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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サバゲーのアクションをよりリアルにしてくれる最も身近な動作はリロードです。多弾マガジンがあればリロードは不要ですが、ロマンを求めるプレイヤーは多弾マガジンは使わず、リロードアクションを楽しむためにわざわざリアカン(リアルカウント)の縛りまで自分に設けて30発しか入っていないマガジンをとっかえひっかえ使っていたります。

マガジンポーチにはそれぞれ性格があります。本稿ではどんなマガジンポーチがあり、それぞれがどんな性格をしているのかを紹介していきます。

マガジンポーチも実物とレプリカがあります。実物は高いので本稿ではレプリカを紹介していきます。

マガジンポーチはなぜ必要なのか

適切なマガジンポーチの選択は素早いリロードとマガジンの確実な運搬のために必須です。

下の人の場合、射手のスキル9割、装備の良さ1割くらい上手いのでピンときづらいかもしれませんが、それでも素早いリロードにはいいマガジンポーチが必須です。

最初に買うべきは安全関連の装備とエアガンですが、装備が揃ってくるとジャラジャラする多弾マガジンではなく、ノーマルマガジンをたくさん持ちたくなってきます。

また、弾が出なくなった時は多弾マガジンを巻き上げるよりも洗練されたリロードの方が早かったりします。それこそ撃つたびにカチカチとゼンマイを巻いていれば完全にリロード不要ですが、そこはほら、サバゲーって8割ロマンじゃん?

ヘタなマガジンポーチを買うとこうなる

使えねえと遠い目をする女性
入らない
これが最悪です。一番よくあるパターンは「AK使いがM4用のマガジンポーチを買ったものの、AKマガジンに対応していなかった」というパターンです。
対策は買い直ししかありません。対応しているマガジンはちゃんと確認しましょう。
落ちる/抜ける
振ると落ちる、走ると落ちる、かがむと落ちる。自分が何か動作を行うたびにマガジンがポーチからすっぽ抜けてどこかに飛んでいきます。凄まじいストレスになりますし、それ以前にマガジンの紛失は純粋に経済的な痛手です。
抜けない
抜けるのは問題ですが、抜けないのも問題です。マガジンは取り出したいときにマガジンポーチからサッと取り出せないといけません。マガジンポーチの保持する力が強すぎる、変なバリがあって抜けない、ベルクロが毎回引っかかってマガジンが取り出せないなど、色々なパターンがあります。
抜けないマグポーチだとタクティカルリロードもできません。

どんなマガジンポーチがあるのか

マガジンポーチには大きく分けて2つの種類があります。それぞれ特徴がありますので、大きく自分の欲しい機能が把握できたらデザインやサイズ感で選んでみましょう。

なお、マガジンポーチの単体販売製品に絞っているので、チェストリグやプレートキャリア一体の製品には言及していません。

フタつき(非オープントップ?)

安くて何個もセットで売られていがちです。筆者個人的にはやめといた方がいいと思っているマガジンポーチです。格安なタクティカルベストに付属しているタイプのマガジンポーチです。

このタイプのマガジンポーチのメリットはどうやっても間違ってマガジンを落とすことがないことです。それは実際の軍隊では非常に重要な要素なのですが、1秒を争ってリロードする必要があるサバゲーには少し不向きであると筆者は考えています。

オープントップ(おすすめ)

筆者がメインで使っているジャンルのマガジンポーチです。ポーチ内のパッドがマガジンを締め付ける構造になっています。マガジンはその圧力で保持されるため、上から挿すだけ、上に抜くだけというのが基本的な使い方になります。

フタ付きよりは抜けやすいが、十分な保持能力があるマガジンポーチであれば飛んでも跳ねても外れないので安心して使い倒せます。

筆者おすすめのマガジンポーチ5選

① TACOマグタイプ

実物はハイスピードギア社から発売されているTACOタイプのマガジンポーチは、ポーチに張り巡らされたワイヤーで両サイドのプレートを内側へ引っ張る構造をしています。

マガジンはラバー製のプレートの摩擦とワイヤーによるテンションで保持されるため、上から入れて上からしまうだけです。

ワイヤーのテンション次第でM4、AK、G3など、様々なマガジンに対応できる汎用性が強みの製品です。

様々なライフルを持っていたり、これから持つ予定のある方はこれさえあればライフルを買うたびにファーストラインやプレートキャリアのセットアップを変える必要がないので非常に便利です。(さすがにスナイパーライフルやSMGなどは例外です)

② FASTマグタイプ

先述のTACOタイプとは対照的な製品がこちら。

TACOが布製で汎用性が高い代わりに若干抜き差ししづらいのに対して、実物をITW社が生産しているファストマグはM4マガジンのみに対応、樹脂製で素早い抜き差しに特化した作りになっています。

MOLLEに固定するフックも樹脂製でナイロンの様に着用時にユラユラと揺れづらく出来ています。

とにかくM4マガジン「だけ」をカチッと持ち運び、素早く使いたい方にはおすすめのマガジンポーチです。

③ バイトマグ

バイトマグはLAYLAXが発売しているサバゲー用のマガジンポーチです。事故で抜けることはないが外側に向けてテンションをかけるとあっさり抜けるという不思議な仕組みをしています。

このマガジンポーチが優れている点は、他のオープントップポーチがひっくり返せばマガジンが落ちる恐れがあるのに対して、本品は「機械的に」マガジンを保持しているために、人間の手の力を加えなければ外せないという点です。

これを利用して天地逆向きにバンダリアと併用するスタイルはスポーツ系のプレイヤーから熱い支持を集めています。

④ KYWIタイプ

実物をESSTAC社が生産しているKYWIタイプのマガジンポーチはこれまでで一番単純な構造で、ポーチ内部に挿入されている、湾曲したカイデックス製プレートのテンションだけでマガジンを保持します。

このポーチが優れている点はTACOポーチのようなコンパクトさとFASTマグのような操作性の高さを両立していることです。筆者が2022年1月時点で愛用しているマガジンポーチでもあります。

なお、5.56mm用ポーチにAKマガジンや、9mm用ポーチにガバメントマガジンなどは入りません。

AR用でMOLLEを2スロット、ピストル用で1スロットしか占有しないコンパクトさなので、ファーストラインで完結する装備の方には特におすすめです。

⑤ スコーピオンタイプ

スコーピオンタイプは実物をG-CODE社が発売しているソフトシェルのマガジンポーチです。このポーチは定番ポーチとしてTACOのライバル製品でもあります。

こちらも様々なライフル、ハンドガンへの汎用性があり、内部にあるラバーのパッドとワイヤーによるテンションでマガジンを保持するという点はTACOと同じです。

完全に筆者の体感ですが、抜き差しし易さはTACOが上、ゲーム時のバタ付きにくさはスコーピオンが上です。違うという方がいらっしゃいましたらコメントで教えてください。

正直サバゲーではそこまでタクティカルアドバンテージの差が出ないのでデザインで好きな方を選んだらいいと思います。
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