狂信的アタッカーかつCQB大好きな筆者はある悩みを抱えていました。
その悩みとは次から次へとブーツがぶっ壊れること。
筆者のブーツの使い方
猛ダッシュに急停止、すり足にステッピングは当たり前。毎週のように膝すりのスライディングやモディファイドプローンをかますものだからブーツのつま先側のソールがどんどんめくれてきます。
この間買ったコロンビアのブーツなんて履き心地がよかったので毎週サバゲーで使った上に普段使いやトレッキングまでしていたら3か月で穴が空いて使い物にならなくなりました。
先に断っておくと、ブーツは全く悪くありません。どう考えても想定外のテンションを想定外の部位にかけまくる筆者の運用が悪いのです。
あんなに綺麗だったブーツがわずか3か月でこうなって…
裏側はこうなりました。
「靴用接着剤でなんとかなるだろう」と思うかもしれませんが、なりません。ブーツも接着剤も爪先を支点にしてスライディングした後に思い切り踏ん張ってダッシュするような使い方に耐えるようには設計されていません。貼ったところですぐ剥がれます。
筆者のブーツに起きている破損は、経年劣化や多用によるボロつきではなく、能動的な破壊の結果なのです。
Hatchのニーパッドはいつになったら壊れるんだと思いながら今日も酷使を繰り返します。
この筆者の使い方はどう考えても高級トレッキングブーツの使用に向いていません。上記のブーツはエントリーモデルのブーツですが、実店舗で買えば1.5万円くらいの代物。バンバン使ってぶっ壊すことに抵抗を感じない価格ではありません。
サバゲー用ブーツ選びの条件
ブーツを選ぶにあたって、過去の失敗から筆者はいくつか条件を考えていました。
・ソールのグリップ感は譲れない
・1万円以下で欲しい
・水洗いできる合成皮革がいい
激安ブーツはフニャフニャで信頼性が皆無なので使えない。高級ブーツはぶっ壊すのでもったいない。米軍の実物放出品も考えましたが、放出品は使い込まれた中古なので、突然かつ完全にぶっ壊れることがあります。筆者の友人も以前放出品を使っていましたが、ソール全体がすっぽ抜けて靴下がコンニチハしたことがあったので除外しました。
ブーツを選びに行く
というわけで某登山用品店に行きました。
トレッキングブーツとしては安い部類のブーツを履き比べて一番コスパが良さそうだと判断したブーツがこちら。
CMPの73UCというブーツです。
実店舗で税込9,900円でした。
筆者は貧乏なうえにブランド志向もないので、大体の買い物が「これでいいんじゃね?」で完了します。ネットの評判とか知らん。
一応ネットでも売っていました。
【CMP 73UCレビュー】
履き心地は悪くありませんでした。前後左右のヨレは感じず、足が中でバタつく感じもしません。
高級ブーツのような完璧なフィット感や堅牢さは感じませんが、どうせ半年もせずに壊してしまうのでOKです。
ソールのグリップも申し分ありません。しゃがみ状態からの蹴り出しでもしっかり足についてきてくれます。
また壊れたらどのくらいの使用に耐えられたかレビューを追加します。
それからほぼ毎週屋外でサバゲーしていますが、壊れる気配がありません。このブーツは相当タフです。
いい買い物だった!!!
ブーツはちゃんとしたブーツを選んで!
銃を買ってゴーグルを買うと初期投資の予算は底をついてしまうもの。しかし、登山用のブーツを持っていないのであれば最初の予算策定のときに1万円はブーツ用の予算を確保しておいてください。
友人に連れられて初めてのサバゲーにいくときはスニーカーでもいいでしょう。でもサバゲーにめり込んでいくと、どんどん動きが激しくなっていき、スニーカーではまず耐えられなくなります。
自分の足を怪我から守るため、より楽しいサバゲーライフを送るためにも適切なブーツ選びは必須です。
【おまけ】サバゲーと靴下の話
サバゲーする日は一日中ブーツを履いています。サバゲーをすれば走り回りますし、何より蒸れます。靴擦れや臭いの防止のためにも、可能であれば山用の靴下を使うことをお勧めします。
3足900円の激安ビジネスソックス等でサバゲーすると一瞬で穴が空くので、長い目で見たときに以下のようないい靴下を使った方が安く済んだりします。
- 伸縮性が高い
- 防臭・防湿性が高い
- 速乾
- 厚手