あああああああ pic.twitter.com/20W0xYNJzT
— サバゲー沼 (@airsoft_numa) October 10, 2021
ウキウキルンルンでHWのホロレプを導入して数十分、装着3ゲーム目で被弾して見事に対物レンズがブチ割れてしまいました。
みんな!レンズカバーは付けようね!!
それでは気を取り直して直していきましょう。
本稿は大門団長の大量破壊ブログを非常に参考にしています。
大門団長ありがとうございます…
※本稿の内容は当然ながら自己責任です。もう壊れたものを直すので、直らなくても筆者は責任を負いかねます。
用意するもの
精密ドライバーセット
精密ドライバーのセットは必須です。
筆者が今回の修理で使ったビットは以下です。
・3mm六角
・2mm六角
・プラスドライバー
・t10トルクス
ホロサイトによって使っているネジが違うので色々なビットが入ったものを用意しておくとベターです。
はんだごて
分解を想定されていないホロサイトの内部は脆いはんだ付けのオンパレードです。触れたところから断線していくので、はんだ付けで修理しながらの作業になります。はんだを用意しないで作業を始めると「壊れた!」となります(まあもう壊れているのですが)。
φ0.6のはんだ
サイトのLED周りの配線は非常に細いので、低温で溶ける細めのはんだがおすすめです。一緒に吸い取り線も買っておきましょう。
修理のプラン
修理には2つのプランがあります。それぞれメリット・デメリットがあります。
プランA:透明プラ板を使う
メリット:100円ショップで手に入る。超お手軽
デメリット:サイトの見え方がホロサイトではなくなる
プランB:別の対物レンズを使う
メリット:ほぼ元通りの見え方を取り戻せる
デメリット:少しコストがかさむ
それではプランAから見ていきましょう
プランA 透明プラバン作戦
とりあえず目に見えるネジを全部外していきます(脳筋)。
細かいスプリングやネジをなくさないようにご注意ください。
バラす際の注意事項はまたしても大門団長の記事に詳しく書いてあるのでそちらをご参照ください。
全バラしたら割れたレンズを綺麗に取り除きましょう。
今回使っていくのはこちら、100円ショップで売っていた0.2mmのプラ板。オーブンに入れると1/4になるらしいです。小さくした解の公式とかをメガネに貼っておけばカンニングで全テスト0点間違いなしです。
まずはこちらをホロサイトの枠に合わせていい感じの大きさに切ったら、細ーく切った両面テープでサイトの枠に貼りつけます。
貼りつける際に「こんな弱い接着で大丈夫なのかな」と思いますが、上からフレームをはめ込んでしっかり圧着されるので大丈夫です。組み立てる際に位置がズレなければOKです。
あとは元通りに組み上げていくだけです。
いざ点灯!
完全にドットサイトだわこれ。
光学サイトとしては使えますが、ホロサイト独特のレティクルは完全に潰れてしまっています。これでもOKな方はここで読了していただいて結構です。
プランB レンズ交換作戦
この作戦では対物レンズを供出してくれるサイト(ドナー)が必要になります。引き出しをゴソゴソ漁ったら昔買ったホロサイトのレプリカが出てきました。
筆者の記憶が正しければ恐らくこれです。ホビーオフかどこかの中古で1000円くらいで買った記憶があります。
こいつをバラしていきましょう。部品が混ざらないようにご注意。
カバーを外したところでレンズがタールのような接着剤でガチガチに止められていることが判明。非破壊での分解が不可能だったので、ニッパーでバチバチフレームを切りながら分解していきます。
対物レンズが取り出せました。写真だとわかりにくいですが、安物レンズでも対物レンズは透明です。
大門団長が詳しく図解していますが、レプリカホロサイトはLED光源をアンチグレア剤の塗布された対眼レンズに反射させ、対物レンズの湾曲で拡大して例のレティクルを再現しています。
なので、サイトの明るさに必要なのは対眼レンズであり、対物レンズは安物でも透明です。
ここからは先ほどと同じ要領でレンズを張り付けて組み上げていきます。
いざ点灯!
復ッ 活ッ
見事にサイトのレティクルが復活しました。これでやっとサバゲーに再投入できます。