ブラックフライデーセールが終わりましたが、サバゲーマーにとってamazonのビッグセールは結構恩恵の少ないもの。それでも物によっては安い時期と高い時期があります。
今回はamazonウォッチャー必須のプラグインであるkeepaを使ってサバゲー関連用品の価格変動を調べてみました。
Keepaはamazon製品の価格変動を1週間足~過去全期間にわたってトラッキングできるプラグインで、セール時の大嘘大安売りに踊らされずに済む超有能プラグインです。
サバゲーマーでなくてもgoogle chromeに入れておきましょう。
消耗品
まずはサバゲーに通う以上買わなくてはいけない消耗品からです。いつ買っても同じものであればなるべく安く手に入れておきたいものです。
まずはみんな大好きG&Gの0.2gバイオBB弾からです。
以下の金額推移を見ると、2021年1月には1袋1900円ほどだったのが、12/4現在は2400円を超えています。
今のタイミングでの購入はあまりお買い得感がありません。
6袋セットであれば1袋1700円弱になるので、いっぱい撃つ予定のある方はまとめ買いがいいでしょう。
問題はこの価格上昇のトレンドが台湾ドルの相場によるものである可能性があることです。台湾ドルは2021年の1年間で約10%上昇しており、G&GのBB弾価格ともおおよそ比例します。
また、某ショップから昨今の半導体不足と東南アジアのコロナ禍、特にマレーシアのロックダウンでエアガン産業の工場のラインが打撃を受けているという話も聞いているため、製造原価が高止まりしているという背景もあるでしょう。
続けては東京マルイのバイオBB弾0.2gです。
なぜかはわかりませんが2021/12/4現在が底値です。筆者も「うわやっす!」と思って一袋ポチりました。
次は東京マルイ製のニッケル水素バッテリーです。
見たところあまり大きな価格変動はありません。3,500円を基準として、それより安ければ買うという感じでいいでしょう。
次は東京マルイ製のBBローダーXLです。
消耗品?と思うかもしれませんが、結構給弾口がユルユルになって弾がポロポロこぼれるようになったりするので、定期的な買い替えが必要です。
こちらも大きな価格変動は見受けられませんでしたが、時折値上がりしている時期があるので、1500円を基準に下回っていたら買う、という感じでいいと思います。
ガスガン関係
ガスガン関連商品はこのリサーチをやろうと思ったきっかけです。代替フロンを使うガスガンは冬には撃てなくなる性質上、夏に価格が高騰し、冬に在庫処分で価格が下落するのではないかと予想していました。
それではガスガン、ガス、CO2ガスガン、CO2ボンベを見てみましょう。
まずは東京マルイ製P226 E2です。
出落ちです。まさかの夏に下落して冬に上昇していました。他のガスブローバックガン、例えば長物はどうでしょうか。
同じく東京マルイ製のガス長物、CQB-Rを見てみましょう。
大まかにですが、夏ごろに価格のピークが来ている様子が見て取れます。こちらは概ね筆者の予想していた価格変動が起きています。
次はCO2ガスガンを見てみましょう。
amazonである程度の期間連続的に売られているCo2ハンドガンはこれしかなかったのでこれでベンチマークしていきます。
Carbon 8のM45 CQPです。
この価格変動は恐らくロットによるものです。海外製のCO2ハンドガンは性能がピーキーで、生産ロットによってスライドが割れるとか、マガジンがすぐ壊れるなどの持病を抱えていることがよくあります。
結論として、ガスガンに季節ごとの買い時はあまりないようなので、欲しいと思った時が買い時です。
電動ガン
電動ガンは実店舗で触り心地を確かめてから衝動買いしてくれ!
電動ガンは実店舗で買ってくれ!と思っています。店員さんに言えば快く触らせてもらえます。とはいえ電動ガンに「買い時」はあるのでしょうか?
というわけでコスパのいい電動ガンが欲しい方はこちらの記事をご参考にしてみてください。
装備品
装備品も筆者が「旬」があるのではないかと思っている商品群です。たとえばプレートキャリアは夏には暑くてとても着ていることができません。逆に、夏場にはチェストリグやガンベルトの需要が高まります。
それでは早速プレートキャリアから見ていきましょう。
Warrior Assault Systemsのプレートキャリアはデザイン・剛性・機能性とどこを取っても隙のないプレートキャリアです。
季節による変動はありませんでしたが、同ブランドのプレートキャリアは長期的に見たときにどれも現在が最安値でした。
次はチェストリグです。定番のCONDORを見てみましょう。
これはなかなか曲者です。時たま物凄いバーゲンをしていることが見て取れます。時期的にもサマーセールやブラックフライデーではありません。
CONDORのチェストリグを検討している方は明らかに安いタイミングが訪れるので、その時を狙うのがいいかもしれません。
次はBOLLEのX810です。
よく覚えているのですが、筆者がこのゴーグルの購入を検討していたころ、こいつは8000円オーバーで少し手が出しにくいという印象がありました。そこから若干の価格変動があり、現在が底値と言えるでしょう。
対照的なのはWiley Xのセイバーです。
こちらの商品は以前見ていた時は5000円台で少し迷っていたのですが、現在は6000円になってしまいました。
こちらは5000円台になったタイミングが狙い目でしょう。
大本命Vector Opticsです。
Vector opticsは最近価格の変動が異常に大きいことでサバゲー界隈を騒がせています。それでは一気に見ていきましょう。製品が多いので主要な商品名と参考の底値だけご紹介します。
Marveric Gen.2:7500円
キャリポス 1×30:15000円
Forester:10394円
Frenzy:9204円
まとめ
サバゲー用品には確かに狙い目の時期があることがわかりましたが、必ずしも季節や時勢に連動して変動しているわけではありません。
消耗品や、Vector Opticsなどの例外はありますが、それ以外は基本的に欲しいと思ったときが買い時です。
なかなか心に刺さるじゃねーか pic.twitter.com/PRvAvUYw7g
— クレナイ (@getureigo) August 4, 2020