【サバゲー節約術】ケチっていいもの・ダメなもの

お金の話
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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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サバゲー用品は本当にピンキリです。

マガジンポーチ一つとっても3個セットで1200円から1万円オーバーまで価格のレンジがあり、しかもそれが平然と同じショップで隣の棚に置いてあったりするんです。車で言ったらワゴンRとロールスロイスが隣同士雨ざらしで置いてあるような価格差です。

それなのに世のサバゲーマーたちは涼しい顔して装備やアイテムを即決しているから初心者はパニックです。とりあえず予算も限られているから安く済ませたいけども安物買いの銭失いはしたくない

高いものがいいものであるのはわかるが、その布製品に6万円はどう考えてもおかしいだろ。デートで奮発する千疋屋のパフェだって2000円ちょっとだぞ。何が悲しくて30倍の資金を男祭の一部に投入しなけりゃならないんだと思うのは至極正常な感覚です。

それより実物光学が8万円で「安い!」とか言ってる一部のサバゲーマーの金銭感覚がぶっ壊れているだけです。

安く済ませても後悔しないものは安く済ませていきましょう!

絶対にケチってはいけないもの

絶対にケチってはいけないもの=ケチると大変なことになるものです。安全性を損なったり、エアガンの寿命を削ってしまったりするものです。

以下で紹介するアイテムはとりあえずこれを選んでおけば間違えない、超定番アイテムです。

ゴーグル

ゴーグルをケチると最悪の場合、失明のリスクがあります。また、強度が十分でも防曇性が極端に低かったり、レンズの湾曲で視界が歪むせいで見えにくかったり酔ったり(!)します。

ブランドが大切なわけではありませんが、人の目を守るゴーグルに自社のブランドを背負わせて販売しているメーカーは安全性への自信があるということです。

「あそこのゴーグルは割れる」などという悪評が立ってしまえば、そのメーカーは最早この業界で勝負していくことができなくなります。

銃や装備は壊れても買い替えられますが、失明はお金で解決できません

おすすめのゴーグルはいろいろとあるので、予算やデザインの好みと相談しながら好みの一本を見つけてみてください。
フェイスマスクはフェイスマスクで好みのものを選びましょう。

ブーツ

ブーツをケチると転びます。転ぶと怪我します。だから転ばないために、くじかないために、ちゃんとしたブーツを選びましょう。

サバゲー中はエアガンを抱えて敵を探しながら走り回るため、普通に野山を駆け回るときよりも何倍も足元への注意が疎かになります。

それでも転ばないようにするには足元に注意を払う必要がありますが、それと同じくらいいいブーツを履くのが大切です。

サバゲー用のブーツを探すと、ミリタリー「っぽい」激安ブーツが3000円くらいで流通しています。それらを「買うな」とは言えませんが、筆者の私見では、それらはあくまでコスプレ用品であってサバゲーを満足にプレイするためのブーツではありません

一番いいのは好日山荘などのアウトドアショップで試着してから買うことですが、近くにアウトドアショップがなかったり、買いに行く時間がない方には上記のメレルが定番です。

工具

工具棚に突っ込まれていた100均の工具でエアガンを弄り回すのはやめてください工具については別記事で解説していますが、工作精度の高い工具と低い工具でエアガンに与えるダメージは天と地ほどの差があります。

作業の捗りも違うので、ある程度のメンテナンスをする以上はまともな工具を一式持っておくことが肝要です。

100均の精密(大嘘)ドライバーでチャンバーのネジを舐め、六角レンチでハンドガードのネジ山を舐めて大変なことになった筆者が言っているので信じてください。いい思い出ですが。

スプレー

 

家に5-56があるのはわかります。銃から変な音がする部位があることもあります。でも、エアガンは適当な家具ではありません。家のガレージにあった5-56をぶっかけたが最後、そのエアガンは完全にオシャカになります。

高い買い物ではありません。お願いですから家にある5-56をエアガンの可動部にかけるのはやめてください。聞きなれない名前かもしれませんが、シリコンスプレーを使ってください。

しつこいくらい何度でも言いますよ。5-56を使ってはいけません。

あまりケチるべきではないもの

あまりケチるべきではないものは、安価なものでも一応サバゲーはできるが、ちゃんとしたものを選んだ方が遥かに快適なサバゲーライフを送れるアイテムです。

BB弾

たかがBB弾、されどBB弾。1発当たりの単価で物によって約3倍の価格差がある製品なので、「そんなに細かい違いがわからないうちは安いやつでいいかな」と思いがちなアイテム筆頭です。

しかし、BB弾による弾道の違いはシューティングレンジで撃ってみれば歴然です。

特に30mから先の集弾性の違いは顕著で、同じエアガンを使っても格安BB弾が20mで散り始めるのに対して、高級な弾は40mまでまっすぐ飛びます。

しかも、いい弾はたくさん撃たずとも狙ったところに飛ばせるので消費のスピードが低くなります。ということは安い弾を買っても高い弾を買ってもかかるコストは変わらず、高い弾を使えばゲームでの優位性だけが向上することになります。

マガジン

え?マガジン?って思ったかもしれませんが、激安マガジンを買うとかなり高い確率で後悔します。安心なのは東京マルイ製のマガジンです。

スタンダードM4マガジンは基本的に互換性があるので各社のマガジンをお互いに使いまわせるのですが、安いマガジンは給弾不良が起きやすかったり、かみ合わせが悪くて抜けなくなったり勝手に抜けたりします。

筆者は秋葉原のエ〇ゴヤのレジ横で投げ売りされているM4マガジンを買ったことがありますが、マガジンに給弾したら勝手にBB弾が噴出してセーフティで隣の席の人にBB弾をぶっかけたことがあります。

そもそも弾が撃てないというトラブルを起こしやすいアイテムなのでちゃんとしたものを選ぶべきです。

スリング

フィールドに入ってから装備をいじるとき、ハンドガンに持ち替えるとき、ヒットしてフィールドアウトするとき、どんなときにもスリングは活躍します。

だから筆者はスリングとホルスターは必ず一緒に買うべきであると考えています。

別に高い実物スリングを使う必要はありません。エアガンの携行用にスリングが一つあるのとないのとでは便利さが大きく変わります。

ケチってもいいもの

本題のケチってもOKなアイテムです。ピンからキリまであるうちの「キリ」なものを買っても問題がないアイテムを紹介します。

電動ガン

電動ガンは案外ケチってしまっても大丈夫です。最近の電動ガンは高性能化が著しいので、予算2万円でも十分にサバゲーで使える電動ガンが手に入ります。いい時代です。

ちなみに、筆者があまり予算のない初心者におすすめするメーカーは以下の四つです。

まともに使える新品電動ガン価格の下限は2万円です。それ以下になると、さすがにサバゲーで戦えるものではなくなるのでご注意ください。

最初の電動ガンを買う前は「俺はこいつと一生添い遂げるんだ!」くらいの気負いで買うのですが、使っているうちに他の銃が気になり始めます。サバゲー沼にハマった人間は絶対に一挺のエアガンで満足することはありません。

「なんか増えたわ」とか言ってどんどん銃を買い足していくのは自明なので、最初の一挺はあまり気張らずに予算と相談しながら買うといいでしょう。

予算が厳しければ中古で買うのも立派な選択肢です。筆者はよく中古エアガンを購入します。

プレートキャリア

プレートキャリアは浪漫装備です。極論すれば不要です。未経験者から「サバゲーするなら防弾チョッキがいるんでしょ?」と言われることがよくあるのですが、不要です。

夏にプレキャリ付けてサバゲーしたら暑さで倒れます。

ちなみに「タクティカルベスト」と調べて上の方に出てきた3000円くらいのやつを買うと作りが荒くてかなり高い確率で後悔します。

光学機器

サイトを乗せたい!と思ったら乗せるべきです。それだけでサバゲーの熟練度は大幅に向上します。そしてそれは好みのデザインと価格優先で選ぶべきです。

初心者が経験者に光学サイトを欲しいという相談をすると、実物光学を勧めてくる人がいるのですが、無視しましょう。

そういう人は自分が実物光学を使っていることをひけらかしたいだけです。実物光学サイトは実銃を発砲した衝撃で壊れず、300m先の標的を照準するための装備です。我々サバゲーマーはレプリカで十分です。

しかしさすがに安すぎる光学機器は不良や機能不足があることが多いので、5000円~が狙い目です。

光学サイトも電動ガン同様、絶対に1個で満足できなくなって買い足していく類の装備なので最初は安いやつでOKです。

バッテリー

東京マルイの電動ガンを買うと(当然)純正バッテリーを勧められますが、互換品で十分です。バッテリーを買うなら同規格の一番安いやつでOKです。筆者はマルイ純正バッテリーは買ったことがありません。

迷彩服/その他ミリタリー装備

不要です。

欲しくなったらよく調べてから憧れの部隊の装備に合わせた迷彩服等を買うことをお勧めします。とりあえずで安い迷彩服を買うとゴワゴワのザラザラで着られたものではなく後悔します。筆者のタンスの奥には昔買った激安迷彩服が眠っています。

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