サバゲー技術の基礎:索敵編 第1回 敵は銃で探そう

サバゲーの基本技術
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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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本記事を第1回として、初心者がサバゲーで生き残るためのコツをどんどん更新していきます。もちろん全部覚えるのは不可能なので、一回行くごとに一個覚えるくらいで大丈夫です。

見えない敵に撃たれた

初心者から一番よく聞く言葉は「見えない敵に撃たれた」です。

それに対して筆者が一番最初に教えるのが「銃で索敵すること」です。慎重に動くことでも周りを見回すことでもありません。銃で敵を探すんです。なぜそれが「見えない敵に撃たれた」の処方箋になるのかを解説していきます。

初心者は必ず「どこから撃たれるかわからない」という恐怖心から、自分の周囲360°の安全を確保しようと銃を下げてキョロキョロと周りを見渡す行動を取ります。これがまさに「見えないところから撃たれた」を生んでいるのです。

青い部分にしか人は集中できない

人間の有効視野角は約30°と言われています。さらに何かを探そうと凝視すればその視野角はさらに狭くなります。つまり、不安で周りを見回しているとき、人は330°以上を無防備に敵に晒していることになります。

しかも銃を地面に向けているのでとっさに反撃することもできず、実質的にはどこからでも撃ち放題の状態になっています。これではどこから撃たれても気づけるはずがありません。

銃を構えよう

家でもできる簡単な練習から始めましょう。
初心者はとにかく銃を構えることを意識しましょう。

銃を構えることで索敵の精度が向上するだけでなく、敵があなたを見つけたときに脅威であると認識する確率が飛躍的に向上します。つまり、銃を構えるだけでサバゲー中の生存率が跳ね上がるのです。

まずは家にある適当なドア枠に向かって銃を構えましょう。エアガンがない場合はほうきや傘でもいいです。

①ストックを脇にあて、脇を締めましょう。
②銃を構えたら、両手で体の方に銃を引き付けましょう。
③顔はなるべく横に傾けず、首から前に押し出すようにしましょう。
④両目で照準先を凝視します。

完ぺきではありませんが下図のような感じで構えられればOKです。

筆者自身の写真なので肖像権は問題ありません

カッティング・パイ

そこからドア枠を軸にして回ってみましょう。バスケのピボットのような感じです。その間視線は両目を開けて銃のサイトの先を見続けてください。

10°ずつでいいです。確実に銃口で死角をつぶしましょう。これがカッティング・パイです。

こうすればドアの裏や側面にいる敵を隙なく発見することができます。なんだ簡単じゃんと思いますよね?

初心者の索敵の課題と攻略


初心者が意を決してバリケードから前進するときは、100%以下のGIFのような動き方になります。

バリケードを飛び出した後、銃口がバリケードの辺に向いていないのがわかるでしょうか?この飛び出し方では、飛び出し後、バリケードに銃口を向けるまで敵のいる可能性のある位置に銃口が向いていないので撃ち負けてしまいます。

こうなってしまうのには二つの理由があります。

  • 恐怖心からバリケードに張り付いてしまっている
  • 1回のアクションでクリアリングしたい場所を見ようとしている

それでは上記を改善していきましょう。

【バリケードへの張り付き】
バリケードはあなたを守ってくれる防壁ですが、同時に情報を遮断する隔壁でもあります。敵はバリケード越しにはあなたを視認できないため、極端な話バリケードから何メートル離れても敵と自分の間にバリケードがあれば射撃を受けることはないのです。

バリケードに入ったら、一歩引いて銃を構えましょう

【一気にクリアリングしてしまう】
あなたは壁の裏に敵がいると思っていますが、敵は壁の側面にいるかもしれません。敵はあなたのいて欲しい場所ではなく、敵にとって有利と思われる位置に陣取っています。

どんなに誰もいなさそうでも、コンパスで円を描くようにクリアリングしましょう。

でもどこから撃たれるかわからないじゃん

大丈夫です。最後尾などの安全な場所から上記の索敵(クリアリング)を行いながら少しずつ進んでいけばいいのです。

ドア枠の側面まで回り込めたとき、そのエリアは安全が確保されたことになるので、もう振り返る必要はありません。前を向いて次のクリアリングを行いましょう。

絶対に安全な場所などないというのがサバイバルゲームの醍醐味の一つでもあります。あと5㎝進んだら敵がいるかもしれない。1秒後に敵が飛び出してくるかもしれないというスリルを楽しむのがサバゲーです。

それではよいサバゲーライフを!

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