索敵はできるようになった。敵と撃ち合えるようになった。でも全然相手を倒せない!俺の銃の性能が低いからなのか!?高級なエアガンを使えば勝てるようになるのか!?
ちょっと待ってください。最近のまともなエアガンを使っているなら実は簡単なことで簡単に撃ち合いに勝てるようになるんです。本稿では弾を真っすぐ飛ばすことにフォーカスしてその方法をご紹介します。
真っすぐ引き金を引けている?
まずは引き金の確認からです。銃は、しっかりと狙っていても引き金を引く瞬間に照準がズレやすいという性質を持っています。
初心者~中級者から、正面の敵に弾を当てられないという悩みを聞くと筆者はまずここを確認します。
三角関数を用いて計算すると、照準が3度ずれるだけで20m先では1m以上の差になります。当然バリケードから乗り出している体の部位は30cm四方くらいしかないので、20mの距離で撃ち合っているときに許容される照準の誤差は1度以内であることになります。
このように表現するといかに射撃時の体勢のブレが撃ち合いに影響するか、動きながら当てることがいかに困難かがわかると思います。
☑ トリガーを引き切るまで照準先を見続ける
☑ トリガーにかける指から力を抜く
壁から乗り出すときに銃身が斜めになっていない?
壁から体を乗り出す(リーンする)時、銃身が斜めになって上図のような状態になってはいませんか?エアガンはホップ(バックスピン)をかけて飛距離を稼ぐ構造をしているので、ゲームで見る実銃の様に体も銃身も斜めにして身を乗り出すと、弾はホップであらぬ方向に飛んでいきます。
しかも、この傾向は重力に抵抗するために強めにホップをかける重量弾で顕著になるため、精密射撃をしようとしていると尚更当たりにくくなります。
これを防ぐためには以下の3点を意識してみてください。
☑ へそのラインで上半身を内側に折り込む
☑ 外側の足を内股にする
ホップとゼロインは適切な位置で調整されている?
フィールドに到着したらゲーム開始前にホップとゼロイン調整を行うと思いますが、毎回50mで合わせていたりしませんか?
ゼロインは20m以遠で合わせる場合、ふわっと上がって落ちてきたポイントがゼロイン地点になります。なので、遠くで合わせる場合には飛距離を稼ぐために高めにホップさせるなります。
そうすると、ある交戦距離では敵の頭上を飛び越えるような弾道になることがあります。「0.2g弾で遠くを狙いたい」と思って調整しているとこの罠にかかってしまいます。
そうならないためにできることは2つあります。
☑ 重量弾を使う
・40mを超えると弾速が落ちすぎて当てても気付いて(ヒットして)もらえない
・ホップのかかり方が強烈になって30mくらいの撃ち合いで狙ったところに飛ばない
適当なBB弾を使っていない?
BB弾選びはエアガン選びの次くらいに大切です。安物の精度が低いBB弾を使っていると、どんなによく狙って、どんなに高い光学機器を載せて、どんなに内部をカスタムしても真っすぐ飛びません。
悪いことは言わないので少し高くても良質なBB弾を使うことをお勧めします。本当に当たるようになります。
結果的にはゲーム中だけでなく、経済的にもアドバンテージになります。
筆者はC〇Cやバシ〇スのBB弾はCQB特化のハンドガン用かグレネード用にしか使いません。
最後に
東京マルイの銃で東京マルイの弾を撃っているなら、当たらない原因は装備ではなく射手にあります。まっすぐ構えて真っすぐ撃つ。それを狙った地点に真っすぐ飛ばす調整ができていれば確実に敵にヒットさせることができます。
それでも銃の性能に満足できない!という方はカスタムするべきパーツの順番を書いていますので、こちらをご参照ください。
本稿が「敵に弾が当てられない!」という悩みをお持ちの方の一助になれば幸いです。