電動ガンをキレキレにしたい!レスポンスを上げる4つの方法

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軽装で撃ち合いを楽しみたい派の管理人
車と銃で火の車なのであの手この手で節約を試みている

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最近はフルオートで大量に弾をばら撒くよりもセミオート主体に戦うサバゲーマーがかなり増えています。ハイパー道楽様が以前行っていたアンケートでは半分以上のユーザーがセミオートしか使わないという、古のサバゲーマーにとっては驚愕の結果が出ていました。

回答者に偏りの出がちなTwitterアンケートではありますが、この傾向はここ3,4年でかなり顕著になっていると思います(フィールド通いの体感)。

セミオート射撃の華と言えばキレッキレの射撃フィールです。それではどんな風にレスポンスを上げるのか見ていきましょう。

バッテリー・コネクタ交換

リポバッテリー

結論から言うと、「大容量・大電流のバッテリーをTコネクターで繋げ!」が答えになります。

つまりこれです。ディープショット最高!実勢4000円前後のバッテリーですが、20Cぐらいのバッテリーから交換すると、銃のレスポンスはヘタなモーター交換より上がります。

バッテリーの性能がわからん!という方は下記の記事をご覧ください。

とはいえ

プレイヤー
プレイヤー

大電流のバッテリー使ったらメカボ故障せんの?

という疑問があると思います。東京マルイのニッケル水素バッテリーは10Cから15C程度なので、その6〜7倍の電流量のバッテリーを繋いだらぶっ壊れるんじゃないか?と思いますよね。

でもご安心を(一部例外あり)。

ここ大事

モーターとバッテリーの関係は「要求と供給」です。フォアグラ鴨への餌付けのように「供給と消費」のイメージでいると消費側がパンクする印象を受けるかもしれませんが、電動ガンの場合はモーターが「回ってやるから電気よこせ!」と言って、それにバッテリーが応える構図になっています。

無負荷状態と高負荷(12:1などのギアやハイレートスプリング)ではモーターが同じ回転をするために要求する電流量が違います。

高負荷状態でモーターを回してあげるためには相応の電流を流してあげる必要があるので、高レートバッテリーが必要になるというわけです。

ちなみにTコネクタを使おうというのは、タミヤコネクタの定格電流が15Aであるのに対して、Tコネクタの定格電流は50Aであるため。この差がレスポンスと安全性に差を生み出しているのです。

モーター交換

モーターは電動ガンの心臓部。レスポンスアップを図るとなると真っ先に思い当たるのがモーターです。東京マルイの次世代電動ガンにサマコバを載せている人もかなり多いのではないでしょうか?

最近は廉価で高トルクなモーターもかなり増えてきたので選択肢がかなり広がっています。

筆者の一押しはSHSのハイトルクモーターです。これが安くて使いやすいのなんのって。

モーターはベベルギアとピニオンギアの相性問題が起こりやすい部品なので、いくつか電動ガンを持っていて、モーターをコロコロ変えたい人はSHSのピニオンギアを買い込んでおくと何かと便利です。

筆者も定期的にピニオンギアをまとめ買いしています。なんか明日も届くみたいです。

ギア交換

ギア交換は純正からレスポンスアップを狙う人にはあまり必要のないカスタムですが、DSG(ダブルセクターギア)を使う場合は話が別です。

DSGの組み込みについては簡単な記事を書いたのでよければご参照ください。

DSGはその名の通り、1回転する間に2発発射できるギアで、初速を犠牲にしてレスポンスを爆発的にあげることのできるギアです。

落ちた初速はM140あたりの高レートスプリングと高Cレートバッテリーでゴリ押しましょう。そういうカスタムです。

それ以外にも32:1ギアなどの高トルクギアがありますが、32:1ギアはスパーギアの直径がピストンと干渉するので、ハーフティースピストンを使用する必要があります。

100:300ヘリカルなどであれば大丈夫です。

沼の精
沼の精

AOE調整とかバースト対策とかはピストンぶっ壊しながら勉強するしかない…

プリコック

やべっプリコック付きメカボの写真撮ってなかった

ここまではセミオート射撃の1回あたりのサイクルを高速化するカスタムですが、プリコックはギアの位置を調整することでレスポンスを改善するカスタムです。

感覚的にはおもちゃのパチンコのように弾を引き絞った状態で維持しておき、トリガーを引いたらピストンの前進だけで弾が出るようにしておく方法です。

プリコックには機械式と電気式があり、普通のユーザーが後からカスタムで行うことができるのは一般的に電気式プリコックです。

電子トリガーの有名どころだとTitanやLeviathanがあります。

亜流ですが、FETだけでプリコックを発生させる格安なやり方もあります。

どちらも組み込みにはハンダ付けやメカボ分解の技術が必要になりますが、DSGに比べてメカボックスへの負荷は少なくなります(ないとは言っていない)。

また、どちらもスマホアプリからセレクター状態での射撃モードの設定やプリコックの度合いを調整することができます。

この記事はあくまで概念的な説明にとどめるので個別の組み込み解説は行いませんが、純正のギアやピストンが酷いものでなければ使いまわせるのと、撃ち味を自在に変えられるメリットがあります。

機械式プリコックは古くは東京マルイのPSG-1に採用されているシステムです。

セクターギアの位置を機械的に調整してピストンを後退させる仕組みです。

最近だとC.A.T.に可変機械式プリコックが搭載されて話題になりました。

【保証2ヵ月 / 日本で検品】C.A.T. AR-15 Legend 10inch CAT-01 電動ガン 【機械式可変プリコッキング/テイクダウン・折り畳み可能】
AIRSOFT97

最後に

レスポンスアップはサバゲーで撃ったときの気持ちよさが格段に向上するカスタムです。

いきなりDSG化やプリコックは敷居が高いと感じるかもしれないので、まずはバッテリー強化からやってみてください。それでも物足りなければメカボックスを開けてカスタム沼へ落ちてみるといいでしょう。

それでは良いサバゲーライフを!

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