サバゲー技術の基礎:CQB編 第2回 CQBで接敵したら

サバゲーの基本技術
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サバゲー技術の基礎:CQB編 第1回CQBの突入
CQBに突入したら次は接敵します。
別記事でビビったら負けと述べましたが、ビビらないのは大前提として、接敵した際に細かい技術の話に入る前にどのような立ち回り方をするべきかについて解説します。

サバゲー技術の基礎:CQB編 第1回CQBの突入

仲間と合流

まずはこちらの映像をご覧ください。各国精鋭の特殊部隊の隊員たちがぞろぞろと行列を作っている様子が見て取れます。

別に彼らは個々の戦闘力が低いから集団で戦闘しているわけではありません。彼らは損害を最小限にするためにこのような布陣で団体行動しているのです。

それであれば我々素人サバゲーマーもそれをマネしない手はありません。

接敵したら、一人で敵と撃ち合わず、味方の合流を待ちましょう。

味方と合流することには3つの意味があります。
①自分が倒されたときに、すぐに敵に戦線を押し上げられないため
②味方とお互いに位置関係を把握することで同士討ちを防ぐため
③個別の撃ち合いを有利に進めるため
 
特に①のすぐに敵に戦線を押し上げられないようにするというのはとても大切です。
CQBエリアに突入する人数が同じでも、散発的に個人が突入するのと、連携した複数人が突入するのでは敵にかかる圧力が違います。
 
CQBエリアであろうとオープンスペースであろうと、サバゲーの肝は純粋な前線の押し引きです。

敵の陣容の把握

いざバリケードの向こうに敵がいることが分かっても、どんな状態で敵が布陣しているかがわからなければ起こすべき行動、侵すべきリスクが判断できません。

クイックピークとカッティング・パイを駆使して敵と一瞬目が合うまでクリアリングを行いましょう。

接敵したらまた味方と合流して数的有利、もしくは最低でも同数で戦うようにしましょう。敵は思い切って突撃してくるかもしれません。そんなとき、数的不利な状態で戦っていると、相討ちしても二人目の敵に前線を上げられてしまいます。

敵がどのバリケードにいるのか、何人いるのかを把握したら仲間に伝えて再度連携を取りましょう。

たとえば下図のような状態になった時、①~④にどのように敵が布陣しているかによって味方との連携の仕方はかなり変わってきます。

③、④に敵がいないことが確認できたのであれば、威嚇射撃をしながら①、②に対してガンロックを取ることが目的になります。

敵がいる可能性のあるバリケード

ガンロックの確保

サバゲーはCQBでもオープンスペースでも、ガンロックを多くとってたくさん弾幕を張った方が有利です。これは状況を選ばない戦闘の大原則です。とにかく自分たちが敵に対して弾を撃ち込める状況を作り出しましょう。

ガンロックを確保したらそこにいる敵を倒すまでガンロックを維持しましょう。相手がクイックピークで顔を出して来たらそこにけん制射撃です。理想的にはダブルガンで濃密な弾幕を維持したいです。

とにかくCQBではガンロックを維持することが一番大切になります。

ガンロックを確保するためのけん制射撃で精密射撃をするのは非常に困難です。そもそもその状態で精密射撃ができるのであればガンロックを取る必要もありません。

ここで役立つのがインスティンクト射撃という技術です。

インスティンクト(本能)射撃とは、ざっくり言うと銃を腕の感覚に頼って敵の方に向けて射撃することです。

サイトを覗きこまずに射撃します。交戦距離が短い場合にはかなり精度が低くなりますが、照準速度が速くなるので十分なけん制効果を期待できます。

当然ブラインドファイアにはご注意ください。

最後に

接敵したら焦って目の前の敵を倒そうと思わないことが大切です。まずは仲間と一緒にお互いをカバーしあえる状況を作ってから角を一つずつ、少しずつ切り取っていくことで安全圏を確保すると同時に敵の安全圏を削り取っていきましょう。

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