サバゲー用品は必ずしも自分にマッチしたものが販売されているわけではなかったり、販売されていても思ったよりもはるかに高いことが多いもの。
「ないなら作ろう」の精神でサバゲーをもっと快適に、もっと低コストにしていきましょう。

サバゲー用品は必ずしも自分にマッチしたものが販売されているわけではなかったり、販売されていても思ったよりもはるかに高いことが多いもの。
「ないなら作ろう」の精神でサバゲーをもっと快適に、もっと低コストにしていきましょう。

初速が高いのは0.2g弾だが、遠くまで精確に飛ばせるのは重量弾というのはサバゲーマーの共通認識です。
本稿ではサバゲーでよく使われる0.2g弾、0.25g弾の初速と1m時点での弾速を計測してどこまで0.2g弾が先に到着するのか計算してみました。
ちなみに本稿は0.2g弾と0.25g弾の精度の差を検証するものではありません。そちらは同じホップをかけられないなど、定量的な分析が厳しいです。


0.20g弾:S&TバイオBB弾

0.25g弾:G&GバイオBB弾

弾速計

家に転がっていたいい感じの筒(1m)

まずは0.2gゼロ距離で初速を計測します。

何発か撃ちましたがこのくらいが中央値に近かったので、0.2gの初速は91.99m/sとします。
次に0.25gの初速を計測

0.25gは82.93m/sを初速とします。
次に弾速計に1mの筒を繋いでみます。意図は1m地点での弾速低下を計測することです。

ご参考までに弾速計ボックスの作り方は下記をご参照ください。

次に0.25g。約2.8m/s弾速が低下しています。

まずは計測結果に基づいて減速率を計算してみましょう。筆者は底辺高出身の文系で、高校物理はドロップアウトしたので計算式が違ったらコメントで教えてください。
| 0.2g | 0.25g | |
| ゼロ距離 | 91.99 | 82.93 |
| 1m地点 | 88.67 | 80.52 |
| 減速率/m | -3.32m/s | -2.84m/s |
BB弾は空気抵抗によって減速していくので、弾速の高い序盤ほど空気抵抗を強く受け、減速するほどに減速率が緩やかになっていきます。車が400km/hの壁をなかなか超えられない原因はここにあります(シロンとかは別ですが)。
なので、初速に対する減速率の比率が残っている弾速に対してかかればおおよそ正しい数値になるはずです(多分)。
なので、上記の弾速の低下を50m地点まで引き延ばすとこのようなグラフが見えてきます。

弾速はおよそ15m地点あたりで逆転することが見て取れます。この数字は重力を加味していないので、ホップアップの影響が入っていませんが、大まかな傾向はつかめるかと思います。
次はどの地点で着弾時間が逆転するのかを計算してみます。

大体22、3mで弾着時間が逆転しています。
それ以降はどんどん差が開いていき、50m地点では0.2秒も着弾タイミングに差がある計算になりました。
検証の結果、弾速の逆転は15m地点前後、着弾タイミングの逆転は20m強ということがわかりました。
主な交戦距離が無風環境かつ20m以内であれば、重量による精密射撃の精度差も大きくないので、0.2g弾を使用することにコスト的にも弾速的にも軍配が上がります。
一方で風がある・20m以遠の撃ち合いが多い・ブッシュを抜きたい場合にはフィールドで許される範囲の重量弾を使うことが望ましいでしょう。

エアガンの弾速測定はカスタムする上で絶対に避けて通れない道です。性能の検証、初速が法定値に収まっていることの確認を行わずにカスタムすることはできません。
家の中で弾速チェックを行うと弾がぶっ飛んでいくので弾を収めるボックスが必要なのですが、これが結構困りごとです。

ダイソーのケースを使って弾速計ボックスを作れることは有名なのですが、これには問題があります。
ケースの奥側にクッションラバーを貼っているのですが、ケースが狭く、初速が高すぎる状態でラバーに当たるので真っすぐ跳ね返ってしまい、BB弾が弾速計に当たって砕けるのが悩みでした。
そもそもその跳弾で弾速計が壊れそうです。
また、ケース内にタオルを仕込むと繊維がボロボロとボックス周辺に落ちるのでそれも嫌でした。

というわけでBB弾の跳ね返らない弾速計ボックスを作っていきましょう。
弾速計

ジョイントマット×6枚以上

クッションラバー

重要なのはクッション「ラバー」であってクッション「スポンジ」ではありません。スポンジだと貫通します。
まずは弾速計の形にジョイントマットを切り抜くために型取りしましょう。

型取ったら枠より少し小さく切り抜きましょう。後ろのやつは切り損じです。

そうしたらジョイントマットを箱型に組み立てていきます。穴あきのマットを貼りつける面の反対側の内側にクッションラバーを貼りつけます。

組み終わったら最後に弾速計を埋め込みましょう。穴のテンションで保持します。
各辺をガムテープで目張りして完成です。
